教育の情報化に対応した授業の在り方に関する研究

目的この研究は、本県の教育用イントラネット「いわて教育情報ネットワーク」における教育情報データベースの充実を図り、接続する各学校への普及をとおして教育の情報化に対応した授業の在り方を明らかにし、各教科の授業改善に役立てようとするものである。

結果2年次研究の2年目である本年度は、各種教育情報データベースのうちVOD(ビデオ・オン・デマンド)システムに登録するコンテンツの開発と授業づくりの参考資料となる活用事例集の作成を行い、授業実践を行った。研究の結果、本年度の成果として、(1)小学校算数と理科、中学校数学と技術・家庭、高等学校国語、地理歴史、公民、英語、農業の各教科と特別支援教育における知的障害児童生徒の指導に用いるコンテンツを中心に開発しデータベースに蓄積することができた。(2)「授業におけるコンテンツ活用事例集」を作成できた。(3)コンテンツを用いた授業が「分かる授業」の一つの手段として効果があることが確かめられた。