知的障害養護学校高等部の生活単元学習における自ら考える進路学習の在り方に関する研究

目的本研究は、知的障害養護学校高等部の生活単元学習において、職種に関する理解を深めることを支援する進路情報の収集と、自己の希望をより明確なものにすることを支援する進路情報の選択・整理の学習活動をとおして、自ら考える進路学習の在り方を明らかにし、知的障害養護学校高等部の進路指導の充実に役立てようとするものである。

結果情報を検索して処理することができる情報機器の活用と、学習活動を記録して振り返ることができる補助教材の活用による手だての試案を作成し、授業実践をとおしてその有効性を検証した。研究の結果、手だての試案は、職種に関する理解を促し、自己の希望をより明確なものにしようとする意欲の喚起を図ることができた。このことから、本研究の指導の手だてが、情報を活用する能力と進路の選択・決定に参加しようとする態度の育成を図る上で有効であることが確認された。