高等学校生物１「環境と生物の反応」において眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開に関する研究

• 文献番号　：TM-1-22-01-204
• 刊行年度　：2005.2
• 掲載ページ：CD
• 研究題目　：高等学校生物１「環境と生物の反応」において眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開に関する研究
• 副題　　　：遠近調節に関するモデル教材の開発をとおして
• 著者名　　：岩手県立盛岡農業高等学校　川村文昭
• 研究報告書・巻・号：岩手県立総合教育センター　教育研究平成１６年度　第１６０号
• 研究分野　：理科
• 研究対象　：教職員
• 報告種類　：実践研究
• 対象学年　：高等学校
• 研究内容の要約

目的：この研究は、遠近調節に関するモデル教材の開発を通して、眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開を明らかにし、高等学校生物１「環境と生物の反応」の学習指導の改善に役立てようとするものである。

結果：眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開の基本的な考え方について検討するとともに、眼の遠近調節の仕組みを立体的、動的に再現するモデルを開発し、授業実践を行った。その結果、(1)眼の構造とはたらきの理解を深める学習展開に関する基本的な考え方をまとめることができ、(2)遠近調節モデルの教材開発を成功させ、学習に役立てることができ、(3)遠近調節の仕組みを正しく理解させ、眼の構造とはたらきの理解を深めさせることができた。このことから、本研究で開発した教材及び学習展開は、高等学校生物１「環境と生物の反応」の学習指導において有効であるといえる。