特別支援教育における支援体制のあり方について(2)

目的小・中学校における特別支援教育コーディネーターの役割と活動について明らかにし、特別支援教育の支援体制のあり方を探る。

結果:文部科学省は平成16年1月にガイドラインを示し、平成19年度を目途に

特別支援教育の支援体制整備を目指している。本研究は昨年度からの小学校における研究に引き続き、今年度は中小学校を中心に、小・中学校の特別支援教育コーディネーターの役割と活動および校内支援体制のあり方を探った。その結果、特別支援教育コーディネーターが校内支援体制を構築していく上で大切なことは、中学校では教員への理解啓発、学年での情報の共有を大切にした体制づくりであり、小学校では授業改善や少人数指導、取り出し指導等についての適切なプランニングなどであることがわかった。