学校の活性化に生きてはたらく学校評価に関する研究(3)

目的本県における学校評価の進捗状況調査を行うとともに、学校評価を有効に生かした取組を行っている学校や研究協力校について聞き取り調査を行い、情報を収集・分析し、学校改善につながる学校評価のあり方を探る。

結果:県内の各学校に学校評価の進捗状況調査を行い、その結果と聞き取り調査を分析し、学校評価のあり方および学校評価システムを確立していく中での課題や問題点を探った。その結果、教職員以外による学校評価の実施、分掌や学年・委員会ごとによる評価と全教職員による評価を組み合わせて実施、年度途中に学校評価を実施、評価基準を設定、評価結果および改善策を講評することが、学校評価の改善につながることが明らかとなった。また、組織体制の設置や研修を実施することは、学校評価システムの定着にとって重要であることが確認できた。