授業改善につながる授業研究を

• 文献番号　：TM-1-61-04-104
• 刊行年度　：2005.3
• 掲載ページ：37〜48
• 研究題目　：授業改善につながる授業研究を
• 副題　　　：「教師による授業評価」に焦点を当てて
• 著者名　　：滋賀県総合教育センター  岩崎奈緒美
• 研究報告書・巻・号：研究紀要　第４７集
• 研究分野　：学校経営
• 研究対象　：教職員
• 報告種類　：実践研究
• 対象学年　：小学校  中学校　高等学校
• 研究内容の要約

目的：「教師による授業評価」に焦点を当てた授業研究システムを構築し、その効果をまとめ、授業研究の進め方のポイントを探るとともに、授業研究の繰り返しと授業改善の積み重ねを進め、確かな学力を育む授業づくりへの教師の姿勢づくりと実践の充実を図る。

結果：児童生徒の確かな学力を育成するためには、常に授業の質を高めていくことが大切である。本研究では「教師による授業評価」に焦点を当てた授業研究システムを構築して取り組む中で授業研究の進め方のポイントを探っていった。その結果、「教師による授業評価」に焦点を当てた授業研究システムは、授業研究を充実させ、教師の授業力の向上や授業改善の蓄積を生み、教師の「よりよい授業づくりへの姿勢と実践」につながった。またその際には、授業分析会の司会や「教師による授業評価」のシートが要となり、特に授業観察シートを活用することで授業分析・授業改善が質的に高いものとなった。