循環型社会をめざす環境学習教材の開発

目的:本研究では、「菜の花で『うみのこ』を動かそう事業」を教材化し、小学校5年生において乗船する「うみのこ」での環境学習を含めた学習プログラムを開発することから、身の回りの環境問題を敏感に感じ取り、自ら環境を保全していこうとする児童の育成を目的とする。

結果循環型社会の構築が急務となっている現在、本県での取組みの一つでもある「菜の花で『うみのこ』を動かそう事業」を核とした学習プログラムを開発することにより、児童の環境学習の深まりをねらいとした。びわ湖フローティングスクール乗船と単元構成を中核としその事前、事後を含めたそれぞれの過程で菜の花栽培の取組みが資源環境を形作っていることを明確化し、児童自らが取り組める環境保全の手だてを考え、学習の成果や思いを発信した。「菜の花」の循環から、身の回りの生活を見つめ直し、環境を保全していくための学習プログラムを開発した。