基礎学力定着リサーチから「子どものつまずき」に着目した学習指導(国語科)

目的:『基礎学力定着リサーチ』での「語句に関する課題」の調査結果からみられるつまずきに焦点をあて、語句の意味を正しく使う力の定着を図る学習指導のあり方を探る。

結果:平成13年度実施されているより『基礎学力定着リサーチ』での「語句に関する課題」の調査結果からみられるつまずきに焦点をあて、語句の意味を正しく使う力の定着を図る学習指導のあり方を探った。その際、子どもの実態と『基礎学力定着リサーチ』からのつまずきとを関連させながら単元を構成し、3つの段階的な活動、子どもが既得している知識を呼び覚まし・気づき合う場面の設定、語彙の範囲を広げる等の指導を行った。そのことが、つまずきのある語句(心情を表すような語句、同音異義語・多義語等)の意味を正しく理解させる上で効果があることがわかった。