「学力低下」をどうみるか

目次:◆プロローグ:日本を覆う自信喪失ムードと教育界(1)混乱する学校と子どもたち(2)新たな切り口で「学び」の再考を◆“社会現象”化した「学力」問題(1)学力と五日制をめぐる動向(2)「学力低下」発生の背景とその特徴(3)軌道修正した文部科学省(4)広がる絶対評価不信と相対評価への未練◆「学力低下」問題をどうみるか(1)「学力低下」論争の歴史とその本質(2)新しい学力観が招いた「学力」低下(3)国際的にはトップクラスの日本の学力◆豊かな「基礎・基本」を考える(1)基礎・基本とは何か、なぜ大切か(2)トレーニング主義で基礎・基本は身につくのか(3)基礎・基本の中に豊かな学びがある◆子ども・青年発の学力観(1)子どもが求める学力とは(2)「詰め込み」でなえる「生きる力」(3)意欲と学力をアップさせる絶対評価(4)学力保障、親の役割◆未来を切り拓く学力−「教え」と「勉強」から豊かな「学び」へ−(1)授業観の転換を(2)「生きる力」鍛える総合学習(3)現代的課題に鋭く迫る総合学習(4)子どもと市民と教師でつくる“大きな喜び”(5)二一世紀の教養教育とは何か◆エピローグ:地域から創るラーニング・ソサイエティー−「地球市民」として、時代の主人公になれる学力を−