情報教育コンテンツの作成および授業への活用方法

目的:難解な情報処理検定の内容をわかりやすく、また生徒が自主的に、楽しく勉強できるようにするにはどうしたらよいか考察する。

結果:今回の研究を通して、数多くの有用なディジタルコンテンツの存在を知ることができた。われわれ教員でもFlash のような簡単に作成できるソフトを使って、本格的なディジタルコンテンツを作成することができるようになった。その結果、様々な校種・教科の教員が独自のディジタルコンテンツを作成していることがわかった。今後、授業のなかで積極的にそれらを活用していきたい。また、Flash の操作方法を習得し、それを利用して、視覚的・聴覚的に生徒の興味を惹きつけるようなディジタルコンテンツを制作することができた。ディジタルコンテンツを生徒に実践してもらったところ、生徒が積極的に改善すべき点を指摘してくれたことも、私としては嬉しい出来事であった。より効果的なコンテンツにするにはどうしたらよいか、さらに研究をしたい。また、授業への活用方法の中で、一斉授業において評価等の観点から、生徒個々の理解度を把握し、データベースとして蓄積するためには、ネットワークやクライアントサーバシステムについての研究が必要であることがわかった。今回の研究を機に、今後より一層の研修を重ねていきたいと思っている。