校内LAN の有効活用

目的:本校における情報セキュリティ確保のためにハード(サーバの設定等)、ガイドライン(情報セキュリティポリシー、校内実施手順等)の両面において考察し、全職員が校内LAN を安全に活用できるシステムの構築を行う。すなわち、校内LAN(イントラネット)を利用した情報システム(以下情報システム)の構築し、合わせてグループウェア導入などの活用方法の拡大についても考察する。

結果:校内LAN を有効に活用するためには、前提として多くの職員が日常的に利用することが必要であるが、反面、利用者増加は情報セキュリティの観点からは情報漏えいの危険性が増大することも意味する。今回の研究は情報セキュリティの観点を主とし、利用者増加に耐えうる情報システム構築を目指した。ユーザ管理や、共有フォルダのアクセス制限等のサーバ設定はテスト環境においてほぼ満足できる動作を行い、「セキュリティ実施手順」も県策定の「セキュリティポリシー」にほぼ沿う形で本校のシステムに合わせて作成できたと考えている。