キレない感性を育てるための研究

目的:中学校において、キレにくい感性を育てるために、アンガーマネージメントの予防・啓発的プログラムを開発・実施することが有効であることを、実践を通して明らかにする。

結果:中学校において、キレにくい感性を育てるために、アンガーマネージメントの予防・啓発的プログラムを開発・実施することの有効性を検証した。その結果、特に自分の怒りの特徴や怒りに至るしくみについて気付かせることができ、衝動が統制されることが確かめられた。また、プログラムの展開において、多様なグループ編成を取り入れ、生徒同士が協力関係を築けるよう配慮していくことが有効であると感じた。