小・幼・保連携のあり方の一考察

目的小・幼・保の職員同士が積極的にかかわり合い、思いを共有しながら子どもたちとかかわることで、互恵性のある活動を展開し、交流から連携へと活動が深まっていくことを明らかにする。

結果小・幼・保の連携が求められるようになって久しいが、その取り組みのほとんどは交流にとどまっており、連携にまでは至っていないのが現状である。そこで、交流から連携へと進めていくためにはどのようにしたらよいのかを明らかにしたいと考え、研究推進校や幼稚園・保育園の視察、具体的な実践を通して、研究を行った。その結果、小・幼・保の職員同士がかかわる場を多くもち、互いの子ども観を知り、思いを共有することによって、互恵性のある活動が生まれ、子どもたちにとって価値ある活動へと深まることがわかった。