教師の力量を高める校内研修のあり方

• 文献番号　：TM-2-43-10
• 刊行年度　：2005.3
• 掲載ページ：3〜20
• 研究題目　：教師の力量を高める校内研修のあり方
• 副題　　　：
• 著者名　　：金沢市立米丸小学校　河村真吾
• 研究報告書・巻・号：平成１６年度教育実践研究員養成講座成果報告書
• 研究分野　：学校経営
• 研究対象　：教職員
• 報告種類　：調査研究
• 対象学年　：
• 研究内容の要約

目的：現在の校内研修について見つめ直し、教師の力量を高める立場から、校内研修のあり方を追究する。

結果：これからの校内研修のあり方について考えるため、校内研修の現状を金沢市立小・中学校を対象に調査し、管理職への聞き取り、文献や先進校の視察などから情報収集を行った。その結果、現在の校内研修は曖昧なものであること、教師の力量として実践的な指導力や人間性が求められていることが浮かび上がってきた。さらに、教師が力量を身に付けるためには、自身の課題を明らかにし、キャリア・マネージメントをしていくことが重要であり、そのためには学校組織の「同僚性」を生かし、日常的に研修することが必要であることが明らかとなった。これからこれらをもとに教師の力量を高めるという立場から校内研修の構想を立て、２つの実践を行い考察し結論を得た。