数学史原典と歴史上の道具による授業研究

目次:◆道具による普通と違う数学体験・数学学習の価値を考える◆解釈学的営みによる生徒の数学観の変容−日時計の影の扱いにみる宇宙観−◆重差術を用いた授業研究−中国の数学原典「海島算経」を通して−◆数学史とそれにちなんだ道具を用いた授業研究「クロススタッフ」を題材として◆歴史的道具による生徒の数学観の変容−比例コンパス(セクター)を題材として−◆歴史的道具に関する数学史を用いた授業研究−道具「アストラーベ」を用いて長さと角度を比較する授業−◆道具と数学史を用いた授業研究−日本の測量における六分儀を用いた三角比の学習−◆地図を題材にした数学の授業実践に関する一考察−天井画作図器を用いて−◆歴史的道具を用いた数学活動による授業研究◆造船の歴史と「船」の安定条件についての授業研究−アルキメデス「浮体について」とヴァーサ号沈没事故を題材に−◆振子時計にみられる数学を題材とした授業研究−ホイヘンスの数学における発展−◆方程式の幾何学的証明を用いた授業研究−解釈的営みを通した創造性の育成−◆パスカルの数三角形を用いた授業研究−他者の立場の想定による数学と人間とのかかわり−◆放物線の定義の指導に関する授業研究−ユークリッド原論と折り紙を題材として−