中学校数学科における「数学的な考え方」の評価問題の開発に関する研究

目的:中学校数学科における「数学的な考え方」を主な評価の観点とする評価問題を開発する。

結果:評価場面として数の拡張場面に特定し、抽象化及び一般化に焦点を当てることにした。そのため、先行研究から見出されるテスト評価に関する課題について考察を行った。その結果、「数学的な考え方」の評価問題を開発するための視点が明らかになった。具体的には、指導内容の分析・数学的な内容の必然性の吟味・評価後の指導に関連した問題提示の工夫、以上の3点である。上述の視点に基づき、実際に評価問題の開発を行った。