子どもが学びの過程を意識する理科授業

目的:理科の授業において、子どもが「学びの過程」を意識した学習をすすめるための「見通す力」の育成の在り方を明らかにする。

結果:子どもが主体的に問題解決の活動に取り組むため、見通しをもち、「学びの過程」を意識することができる理科授業の創造を目指した。そのための手段とし、見通す力(見通しをもつための力)の育成に焦点を当て、その具体的な支援を探った。その結果、既有の見方や考え方を生かした単元計画、問題解決の場面に応じた支援、自己の既有の見方や考え方の修正、転換につながる話し合いやワークシート、変容を捉えやすい自己評価などが見通す力の育成に有効な手段であり、「学びの過程」を意識することにつながった。