研究紀要

目的:携帯情報機器(タブレットPC、PDA)を活用したミレニアム授業を実施し、児童生徒の学習意欲と思考力の向上について検証する。また、スタンドアロン環境とネットワーク環境、それぞれでの実証授業を通し、具体的かつ効果的なミレニアム授業の在り方を探る。

結果:◆研究概要:平成17年度を目標とした未来型学習環境では、普通教室をはじめ、すべての学習の場で高速インターネットの利活用、ITを効果的に活用した授業、いわゆるミレニアム授業の実施が提言されている。しかし、研究協力校教員や研修講座受講者対称の調査によると、ミレニアム授業実施率は4割程度である。本研究では、携帯情報機器(タブレットPC、PDA)の特徴を生かして、児童生徒の学習意欲や思考力の向上を検証し、ミレニアム授業の普及に向けた具体的な授業の在り方を提言する。◆はじめに◆研究の目的◆ミレニアム授業の現状◆研究の方法(1)研究推進の組織(2)研究の計画◆実証授業(1)スタンドアロンでの携帯情報機器活用(a)岡山市立繰明小学校での授業(b)瀬戸内市立美和小学校での授業(2)ネットワーク環境での携帯情報機器活用(a)高梁市立高梁北中学校での授業(b)倉敷市立福田中学校での授業◆評価と考察(1)携帯情報機器活用による学習意欲の高まり(2)スタンドアロン環境での思考力に関する評価(3)ネットワーク環境における新たな学習活動◆おわりに◆参考Webページ