古典大系 日本の指導理念

目次:◆まえがき18:心待ちする有能な人材◆寛平の御遺誡:適宜に位階・褒賞をを与えよ/私情にとらわれることなく、公正を心がけよ/忠臣の言葉は心を開いて聞き入れよ/この戒めを忘れずに孝行せよ◆菅家遺誡:仁徳の政治は、民を慈しむことをもって根本とす…◆今川了俊制詞:今川了俊が子息・仲秋へ宛てた戒めのことば◆伊勢定親教訓:神や仏を信仰し、行ないを正しく/朝夕の食事ひとつにも心を配ること…◆上杉定政状:後継者の心が自分には分からない、十分に補佐してほしい/戦況を見極められない朝良が情けない…◆毛利元就訓誡十四箇条:毛利家を守るために、兄弟三人が互いに連携、協力していくこと…◆大友相隣覚:道理を考え、世間に笑われぬよう心がけよ◆前田利家書置:兄弟仲良く家を守り立てよ…◆鳥居元忠遺書:君主に身命を捧げることが武士の道である/主君に忠義を尽くし、まことを尽くすこと◆土井利勝遺訓:大将たるものは、道理をわきまえるために学問にも心がけること…◆白川侯家訓:遠慮をせず、諫言すること/学問に励むこと/節義を心掛けること…◆明訓一班抄:慈悲の心を、すべての根本と考えよ/ぜいたくを禁じ、倹約につとめよ…◆公務十八話:遺訓の継承